ガムの一種。
息を吹き込む事により、風船の様に膨らむ。一般的なガムよりも
アミューズメント性が高い。
(うろおぼえ主観辞典より出典)
時々、何の前触れもなしに 無性に食べたくなるものがある。
いくつかあるが、これもそのひとつである。
ああ、あの虫歯になるようなガムが食べたい。
ところが、 罪悪感さえ覚えるような甘ーい甘ーいガムはコンビニになかったの であった。
…。
なぜだ~!!!!?
コンビニの名が泣くぜぃ!!
覚悟もなしに『便利』を語るんじゃない!!
一店舗なら、まあ解らないでもない。
そこのオーナーさんは風船ガムが嫌いなのだろう。
きっと、 幼少期に風船ガムを巡る山あいの村の存亡をかけた事件に巻き込ま れたのだ…。
しかしだ、二店目も、三店目も無かった。 コンビニの種類も変えてるのに!!
これは、もはや組織的な犯行としか思えない。
おそらく、全日本PTA協会か、教育委員会が一枚噛んでいる。
曰く…。
青少年の健全なる成長に置いて、風船ガム(英:Chewing gum )は有害である。
一・みだりに口から咀嚼物を出す
行為は、道徳的人間育成にお
いて、多大なる障害となりう
る。
二・売手側が、ガムを出すことを
推奨することにより、車道に
排出する事に対する罪の意を
軽減させ、環境破壊や、風紀
の乱れを助長する。
三・健康を軽視し、過度の糖分が
含有されることにより、成人
病や肥満などの将来に悪影響
を与える元凶の一因とみなし
うる。
以上により、風船ガム販売店には、一定の基準を設け、 これを満たさない場合 、販売の許可は降りないものとする。
なっ、なんて恐ろしい!!
立ち上がれ!子供達!
堂々と、風船を作れるのは、今だけだぞ!!
…なんて 考えていた 数日後 。
例の一店舗目で、バブリシャスを発見した。
…。
ただの商品入替??
ソーリー オーナー!!
ソーリー 教育機関!!
もはや、欲求は消えていたが、 いらぬ想像をしてしまった謝罪の意味を込め 仁義を通し購入した。
そして、今だ 手つかず で 口つかずである。
どうか、賞味期限が切れる前に ●●● の中に 風船ガムの波が再び訪れますように。