2013年4月6日土曜日

20××年 夏『アメンボ』




どことなくガガンボに似ている。
名前の由来は、飴のニオイがするかららしい。
そんな、馬鹿な。何味なんだ。
(うろおぼえ主観辞典より出典)


まだ、ランドセルを背負っていた頃 雨が降った後の水たまりにはアメンボがいた。
今にして思えば、彼らは なんで そこにいたのだろう。

普段は池や川にいるはずだ。
それなのに、ワザワザ狭い水たまりに来る心理が解らない。

水たまりには、危険を冒してでも手に入れたい何かがあるとでもいうのか。

羽はなかったはずだ。
という事は、ジャンピングで移動したのか?

確かめたくても、もう彼らはいない。
きっと水たまりに行く必要性がなくなってしまったのだ。

アメンボの消失をどなたか研究してくれないだろうか…。