2016年4月28日木曜日

カッコ良く決めたいけど



後輩に、ざっくり『人狼ゲーム』について説明したら、昔『人狼ゲーム』を簡単にしたようなものなら遊んでいたと言われた。

その名は
『ウィンクキラーゲーム』
確か、恩田 陸 作の『六番目の小夜子』にも登場したゲームである。

軽く 説明すると役柄としては『主犯者』『共犯者』『一般市民』がいてトランプによって決められる。

『主犯者』は『一般市民』を 殺害する。

方法としては、視線が 合ってウィンクをしたらイコールで殺した事となり、その対象の『一般市民』は心の中で五秒 数えたのち、自分が殺された事を宣言するのだ。

『一般市民』は『主犯者』を告発できる。
ただし、それには自分以外に保証人が 必要であり、告発の同意を得られれば、それぞれが『主犯者』だと思う人物を指す。

みごと正解の場合はトランプをひっくり返し、ゲームは終了である。
告発が 失敗した場合、告発をした人のみゲームを降りる。

この『キラーゲーム』を楽しくするのは、残る役柄の『共犯者』の存在である。
『共犯者』は、『一般市民』を殺害できるが、告発では、否定できるのだ。
なぜならば、主犯者であるという告発だからである。

他にも、細かいルールは あるが 大体 こんな所である。
『人狼ゲーム』にも負けずとも劣らぬ 心理推理ゲームなのだ。

とても、やってみたいのだが
ただ、●●●にとって致命的な 難点がある。

それは、自然にウィンクが できない事である。

ゲームを根底から脅かす大弱点である。

やってみようとしたが、ウィンクをしようとすると、ぎこちなくなり、まぶたがプルプルしてくるので 一発で 犯行がバレるだろう…。

スマートに 決められるようになるまで 当分無理なのであった…。