2017年11月15日水曜日

赤とドミノ(前編)



日常には、当たり前すぎて気にも留めない知らないことが溢れている。例えば、パフェとサンデーの区分けだとか、数字『0』の発見だとか…。そしてつい最近、初めて知ったことがあって、またひとつ脳みそにシワが刻まれた。

このブログを ありがたいことにお読みくださっている あなた、クッキーでよく見かける正体不明の赤いものをご存じだろうか。たまに緑だったり他の色もあり、少しネチネチしていて半透明でキレイだ。
●●●は今までグミだとおもっていた。だが実は違う。
…。
名は『ドレンチェリー』
文面通りチェリーである。さくらんぼを砂糖漬けにした後、様々な色に着色したものでお菓子の飾りとして多用される。
これは、お菓子作りが得意な方に教えていただいた。ありがたやありがたや。この方がいなければ、グミだと勘違いしたままだった。
キレイだと思いつつも、正体を突き止めなかったドレンチェリーが  なぜ今注目されてしまったか。
…それはドレンチェリーの特性 故である。

うららかなある日、●●●は 貰い物のキレイなクッキーを食べていた。その時点では、まだ正体不明だった赤い何かが、いいアクセントであった。ながら食べだったからか、深く考えず口に含み、そして、

そして次の瞬間
ネチネチした赤いものに 歯の被せ物金属を持っていかれてしまった。

えーっ!!
冷静に!!取れた事は、これまでの人生で幾度もあった。想定内です

慌てず、幼少期より通う歯医者へ電話をかけた。これから休日は歯医者の日々か…とコール音を聞きながら待つも中々繋がらない。
やっと出たかと思えば、何やら歯切れが悪い。
歯医者だろうに。
いつもの倍の やり取りを経て電話先の女性がようやく告げた。
曰く、






『先生は、入院しました。』

さすがにびっくりだぜ!★

続く☞